こんにちは。
埼玉県川口市のお菓子教室キッチンパフェ講師の鈴木里奈です。

今回は、コンサルティングのお仕事で定期的にお伺いしている、
埼玉県東部にある福祉施設でのクッキー共同試作の様子をご紹介します★

こちらの施設には3か月に1度のペースでお伺いしており、
工房の方向性を考えるコンサルティングや新たな商品作りのお手伝いをしています。

施設でのコンサルティングを始めた当初は、
「イベントや季節ごとの商品を考えたい」というご要望のもと、
新しさや作りやすさを考えた「イベントや季節ごとの商品作り」を中心に行ってきました。

今回は、「定番クッキーを見直したい」とのご要望でしたので
スタッフの皆様や利用者の皆様が戸惑うことなく作ることができ、
「おしゃれで美味しい定番クッキー」を考えました。

今までの定番商品は、作りやすさを中心にしたクッキーで、
親しみ感や懐かしさのあるものでした。

工房スタッフ皆様の技術力がアップした今、
おしゃれ感のある見た目を意識しつつ、親しみやすい素材を具材として入れる方向で
アイスボックスディアマンクッキーをベースにした新定番クッキーを作ることになりました。

今までの具材も、新しいクッキーベースに入れると新鮮さが増します。
コツさえ押さえれば、きれいな形で上質感あるクッキーになります。

今回はクッキー作成手順の再確認を兼ねてプレーン生地を沢山作るところを見て、より効率よく作る方法をアドバイスしながら、生地を6等分に分けて様々な具材を入れた試作品を作り、終礼で工房以外のスタッフ全員に試食してもらうという流れです。

まずは、生地が出来上がった後、ラップに包んで形を整えたところ。
(クッキー生地への異物混入を防ぐため、ラップには食品にない青色が使われています)

生地をカットして天板にのせたところ。

焼き上がり。

毎回、主題の他に色々とご相談を受けます。
こちらはイベント用クッキーのデザインやアイシングについての相談でのひとこま。
クリームの硬さや色、柄についてアドバイス後、それをスタッフさんが実践しているところ。


こちらはスタッフさんが焼いたカステラ。
きちんとできているか判断して欲しいとの事。とてもきれいに出来ていました。
こちらもクッキーとともに終礼で私含め、スタッフ全員で試食しました。


工房では少しずつ新しい商品が生み出されています。
次回は4月にお伺いします。次はどのようなご要望があるか楽しみです!