こんにちは。
埼玉県川口市のお菓子教室キッチンパフェ講師の鈴木里奈です。

今回はI様のレッスンの様子をご覧ください!
(I様、作業風景写真や作品写真の掲載許可を頂きまして誠に有難うございます)

5回目のレッスンになるI様が今回チャレンジされるのは和菓子です。
本家であるI様のご自宅には、お盆になると親戚の皆様がお越しになるそうです。
そこで、「今年は是非、手作り和菓子でおもてなしをしたい!」というご要望で、今回は餡から手づくりの和菓子3種にチャレンジして頂きました!

まずは、下準備から。
おはぎ用のもち米を吸水させておきます。
桜餅の桜葉と花は塩抜きし、水気を取り除きます。

次に、草餅用の乾燥よもぎを戻しておきます。
乾燥よもぎの固形タイプはしっかりした塊なので、あらかじめ千切って小さくしておくと戻しやすいです。

熱湯で茹でて、この位の状態になったらミキサーで細かくピューレ状にします。

餡を炊きます。
(作った餡は全てお持ち帰り頂き、事前準備した自家製餡を使用して和菓子を作成しました)

加熱し始めの小豆。まだ硬い状態です。

沸騰してからしばらくすると小豆がしわしわになってきました。
水分を含み始めています。

ここまで加熱すると、小豆の灰汁が出てきます。
一度湯を捨てて鍋を綺麗にし、再度水を入れ替えて加熱します。
(渋抜きという作業です)

加熱していくと小豆がふっくらとしてきます。

じっくりじっくり時間をかけて弱火で加熱します。
さらに落し蓋をして小豆の皮まで柔らかくなるように煮ていきます。

指で簡単につぶせるようになってしばらくしたら、砂糖と塩を加えて練り上げていきます。

水分が飛んである程度硬さが出てきたらバットに移して粗熱を取り、冷蔵庫へ。

手作りの餡が完成しました。
市販のものよりあっさりしていて、このままでも美味しく食べられます。
砂糖の量により保存期間が異なるため、甘さ控えめに炊いた餡は早めにお召し上がりいただくと良いですね!

【その2】へ続きます!